手形割引というのは普通の人にとって馴染みのないものだったりしますが、それだけにいざ扱うことになったときのことを考えると注意点をおさえておきたいものです。
手形割引を扱った動画というのはほとんどありませんから、これをネタにすれば再生数を稼ぐことができるのではと考え、色々調べてみることにしました。
その結果、取り扱い方を間違えると結構面倒なことになるということがわかり、知識として頭に入れておくのは価値があると感じました。
支払停止の依頼、届け出、裁判所への手続き…と面倒なことに
手形割引する前に一番困るのは、紛失をしていたり盗難をされてしまったりと言ったケースです。
その際にしなければならないことは、とにかく支払停止の手続きをするということでそれをしないでお金に換えられてしまうとそれでおしまいです。
支払停止をして現金化することをできなくしてしまえば、とりあえずは最小限の損失で抑えることができますから、手形割引をされる前に支払停止の手続きをすれば安心なわけですが、結局これも手間がかかることには代わりありません。
単純に紛失してどこに行ったのかわからないというのであれば、盗られてしまう心配はないかもしれませんが、盗難にあったのであれば時間との勝負ですから悠長なことはしてられません。
普通は仕事をしていて何かと忙しかったりするわけですから、他のことよりも何より優先して支払停止の手続きをしなければならないというのは面倒なものであり、負担がかかってしまうのでなくさないことが大事です。
盗難されたら最後、責任は振出人に!
盗難をされてしまったら現金化される前に支払停止をすれば被害は最小限に抑えられるものの、お金に換えられてしまえば一巻の終わりです。
責任は振出人にあるので、まるまる損をして終わってしまうということになります。
たとえ犯人が捕まったとしてもお金を使ってしまったと言われればそれまでですし、返済能力がなければ泣き寝入りをするしかありません。
手形というのはわかりやすく言えば、現金そのものといって良いものですから扱いも現金と同じように、むしろそれ以上に丁重に扱う必要がありそうです。
そのように言っても一般人がかかわる機会というのはあまりありませんから、影響の少ないことなのかもしれませんが、それだからこそいざという時のことを考えると最低限の知識を持っておきたいところです。
扱いと責任は誰にあるのかということだけでも知っていれば、それ相応に扱うことができますから、意外に手形割引に関する動画の需要もあるのかなという気がします。